Abstract
コミュニティへの参加が農業IoTへとつながり、農家の方(エンドユーザー)と向き合う中で、自分(エンジニア)の「便利」と相手の「使える」は違うんだなというのを実感しました。「私にとってのコミュニティ」と「エンドユーザーが本当に求めるものは何か」を軸にお話していきたいと思います。
この発表では、3つの話をします。
① コミュニティが方向を与えてくれた 意図せず飛び込んだ場所で出会った人たちが、アイデアをくれ、技術を教えてくれ、続ける理由をくれました。Pythonコミュニティを含めたエンジニアコミュニティから始まった縁は、コーチングや人事のコミュニティへのつながりにも自然に発展しています。 コミュニティだけが唯一無二と言いたいわけではなく、好きなことでいろんな人と交流することが次の何かにつながる可能性がある、ということを伝えたいです。
② ユーザーの声と、運用のちょっとした工夫 一番印象に残っているのは、Python、クラウドを使い温度をWebで見える化しただけで農家の方がすごく喜んでくれたことです。自分には「基本的なことをしただけ」という感覚でしたが、その人にとっては毎日の作業が変わることだった。自分のスキルが誰かの役に立つ瞬間って、こういうことなんだと感じました。失敗も重ねながら、ユーザーの声を聞くことの大切さを知り、継続のための保守・運用の工夫もお伝えします。
③ 人との関わりから得た問いは、実務にも通じる 農家の方との対話で気づいたことは、エンジニアの日々の仕事にも通じるものがありました。育ててくれたのはコミュニティの仲間であり、エンドユーザーでもありました。農業IoTの話でもありますが、「ユーザーが本当に求めるもの」「コミュニティとの関わり方」はいろんな現場に通じる話だと思っています。一緒に話せたら嬉しいです。
About the speaker
chinoppy